2010年12月28日火曜日

ブラック企業の物を買わない

やはり、ハローワークが混み始めてきているようですね。
だんだん、ハロワが駆け込み寺みたいに感じます。


就活、ハローワークが相談の場…愛知

越年組ら悲鳴

来春卒業予定の大学生の就職内定率(10月1日現在)が57・6%と、約10年前の就職氷河期よりも厳しい就職戦線。就職先が決まらないまま越年する大学4年生や短大2年生からは、悲鳴にも似た声が聞かれる。
「今やハローワークが人生相談の場になっている」。名古屋・栄にある名古屋中公共職業安定所の河尻昌巳・愛知新卒応援ハローワーク所長が明かす。大学・短大の多くは既に、再来年春に卒業する1年下の学生に就職活動支援をシフトさせている。「大学の相談窓口に行くことも出来ず、やっとの思いでハローワークにたどりつく学生も多い。面接で何度も落とされたことがトラウマとなっている」と河尻所長。
今月15日、同ハローワークが、あいち若者職業支援センターと合同で開いた「就職応援ミニ面接会」。自動車販売会社の面接を終え、会場を出てきた名古屋市内の女子短大2年生(20)は「これまでに50社以上を受けたが、すべて不合格だった」と視線を落とした。「面接官に『君は面接まで進んだからまだいい。筆記試験で落ちた子の気持ちも考えろ。やる気があるのか』と訳もなくどなられたこともある。圧迫面接でわざと怒って、反応を見ようとしていると分かっても、泣いてしまった」。その場面を思い出したのか、目に涙を浮かべ、「大好きな老舗企業だったけれど、もうそこの商品は買いたくない」と言った。
同じ面接会場から出てきたみよし市の大学4年の男子学生(22)も「就職をあきらめ、専門学校へ進むことも考えている」という。犬山市の男子短大2年生(20)は「必死で就活をしているのに、実家の親から文句を言われるのが辛い。うるさいので、携帯の着信は拒否、メールも迷惑メールに入れるようにした」と憤った。
景況感の悪化で、学生たちの大企業・安定志向が強まっているが、キャリアコンサルタントの倉橋満里子さん(長久手町)は「『企業選び』から『仕事選び』へ発想を転換させることが必要。周りがどう思うかではなく、自分が何をしたいのかを見つめ直してほしい」とアドバイスしている。
実は重要なキーワードが隠されていると思うんですけどね?
「大好きな老舗企業だったけれど、もうそこの商品は買いたくない」
これって結構、重要な発言だと思いませんか?


要は今は完全に弱者である就活生ができることって、


そこの商品を買わないようにする!
そこのサービスを利用しない!


という対抗措置が考えられる訳です。
数の力を利用するしかありませんが、ブラック企業や面接で訳の分からない事をやってると感じた企業は告発が必要なんじゃないでしょうか?
フェアトレードという考え方がありますが、それに近いと思います。
そういう購買方法の選択が検討されてもいい時期なのではないかと思います。

外国人の就活

もちろん日本人だけが苦しいわけではないですが…。
それにつけても、日本で就職するのがこんなに難しいということ自体が大変残念です。


外国人留学生、就活「厳しい」約9割 民間調べ 

2010/12/27 18:28(日経)
就職情報のディスコ(東京・文京)は27日、「外国人留学生の就職活動に関する調査結果」を発表した。日本企業への勤務を検討する外国人留学生のうち89%が2011年の就職活動の見通しを「厳しい」と回答。企業の中には海外進出を見据えて外国人留学生を積極的に採用する動きも出てきているが、留学生の立場としてはまだ楽観できる状況にはないようだ。
同社が日本人学生に実施した調査では86.5%が厳しいと回答。厳しい現状を共有していることが分かった。
留学生に最も人気の業種は商社。就職後のキャリアプランは24.2%が「いずれ独立・起業したい」と回答した。日本人学生の起業志望は8.7%にとどまっており、意欲の違いが浮き彫りになった。
調査は学部3年と修士1年の留学生を対象にインターネットで実施。11月24日から12月6日の間に443人から回答を得た。出身国・地域別では中国が73%、韓国が12%、台湾が7%を占めた。〔日経QUICKニュース〕

とにかく頑張るしかないですね。

2010年12月14日火曜日

高校生の内定率

やはり、高校生の就職も厳しいようです。

高校生の就職内定率57.1%と依然厳しく 文科省調査

2010.12.14 17:24(産経MSN)
来春卒業予定で就職希望の高校生の就職内定率が10月末時点で57.1%で、過去最大の下落幅だった前年同期から1.9ポイント上回ったことが14日、文 部科学省の調査で分かった。ただ、2年前と比べると依然10ポイント近く低く、文科省は「厳しい不況で、高校生の就職状況は好転していない」と分析してい る。
調査対象は、全国の国公私立高校を卒業予定の約107万人のうち、就職を希望する約18万7000人で、内定者は約10万7000人 だった。2年前の内定率66.8%と比べると9.7ポイント下がっているうえ、ピーク時の1990(平成2)年同期比では27.2ポイント低い。
男子の内定率は前年同期より2.1ポイント増の61.5%、女子が1.2ポイント増の50.8%とそれぞれわずかに回復した。
都道府県別では富山が78.3%で最も高く、岐阜75.1%、福井73.7%と続いた。最も低かったのは沖縄の24.7%で、続いて北海道33.6%、宮城39.8%の順だった。
3月の高校卒業までに内定者は増える見込みだがが、今年は大学生の内定率も同期で過去最低となっており、今後も厳しい就職状況が予想される。文科省は「ここからが正念場。高校とハローワークで連携し、きめ細かな就職指導を徹底してほしい」としている。
厳しい時代であることを再認識させられます。

2010年12月9日木曜日

大卒資格

劇薬ですね、この文章。
しかし、的は得てる気もします。
[ICON]アゴラ - 言論プラットフォーム

「大卒」という資格の幻想 - 松岡 祐紀

アゴラ

池田先生のエントリーである「大学生が多すぎる」という指摘は全くその通りだと思うが、ではなぜ大学生が多すぎるのか考えたい。最大の要因は「いい大学、いい会社に入る」ことが「ローリスク、ハイリターン」な選択であり、人々がこぞってそれを目指したからである。大企業に入りさえすれば、一生安泰という時代が続き、人々の価値観もそれにしばらく固定化され、それ以外の選択肢にあまり魅力を感じなくなってしまった。そして、2007年頃から大学全入時代に入り、大学に行くことだけで「資格」とならなくなった今、それに気づかず身分不相応な大企業に未だに応募し続けている学生が、現在の就職難という事態を引き起こしているのではないだろうか?

企業側が新卒の募集要領に「大卒」と明記すれば、それはすなわち「誰でも知っている一流大学の卒業者に限る」ということであり、地方の無名大学出身者など初めから相手にしていない。この事実に気付いていない大学生がとても多い。

今の時代、就職に有利になるために大学に入るのであれば、「一流大学」に入学する以外あまり意味がない。それ以外の大学に入った大学生はすでにその時点で、就職レースにおいては圧倒的に不利な立場に立っており、これを覆すことはほとんど不可能に近い。

仕事で何度か地方の無名大学に行ったことがある。それらの大学の多くは、非常に不便な立地に立っており、なかには最寄り駅からバスで30分以上かかる大学もある。満員のバスに往復1時間を費やし、卒業したところで「資格」にもならない大学に粛々と通っている学生と、都内の便利な立地に立っている有名大学で学んでいる学生の格差を思わずにいられない。

今後、無名大学出身者は起業や海外移住など既存の出世コース以外の選択をする以外に、有名大学卒に生涯年収で勝てる見込みはない。その事実をきっちり大学側でも自覚し、そのような教育を施すべきではないだろうか?

昨今、大学では「リメディアル教育」と称して、学力が著しく劣る生徒を対象にした補講などを行っている。これとは逆の発想で、その大学内でも優秀な学生を集めて、「起業家セミナー」や「海外就職コース」などをつくって、彼らを啓蒙したほうがよほど学生のため、ひいては日本経済、世界経済のためになるのではないだろうか。

健全な社会とは「下克上可能な社会」である。無名大学卒でも「勝てる仕組み、あるいは負けない仕組み」を大学側で学生に提案し、彼らの希望をむやみに殺さないことがますます殺伐となってきているグローバル社会に対応するために必要だと思っている。

(松岡祐紀 株式会社ワンズワード 代表取締役 blog )

でも、そのとおりなんですよね。
人のやらないことをやらないといけない時代ですね。

大卒が資格にならないから、資格になるように戻すか新たな資格を作るかですね。