2010年12月4日土曜日

内定率速報

どんどん下がってきましたよ
就職内定率:県内大学生38% 8年ぶり40%下回る--10月1日現在 /山梨

 来年3月に県内の大学を卒業する大学生の就職内定率は、
10月1日現在で38・0%にとどまり、8年ぶりに40%を下回ったことが、
山梨労働局のまとめで分かった。不況による求人数の減少に加え、
学生の希望が大手企業に集中していることも影響しているという。
労働局は15日、大学や高校の来春卒業予定者らを対象に合同就職面接会を開催する。

 労働局によると、県内の8大学の就職希望者数は前年より55人少ない2944人。
このうち就職内定者は前年より108人少ない1120人で、
内定率は前年同期(40・9%)より2・9ポイント悪化した。データが残る99年以降、
IT不況の影響を受けた02年同期(37・2%)に次いで2番目の低水準となった。

 労働局は「景気に持ち直しの動きがあるものの雇用にまで結びつかず、求人数が圧倒的に少ない」と指摘。
各企業が大学などに示している求人は延べ5万5756人で、前年より1万8373人(24・7%)も減った。

 また、学生の安定志向について、都留文科大(都留市)のキャリアサポート室の相川博明リーダーは
「中小企業からの求人は結構あるのに、学生側が望まない。せっかく内定しても親の反対で取り消すケースもあった」と話す。
同大では、先月上旬の内定率が41%と前年同期より7ポイント悪化している。

 労働局は対策にも乗り出している。「地元の中堅・中小企業で働きませんか?」などと呼び掛ける文書を作成、
近く、大学などを通じて学生と保護者に配布する予定だ。
経営者と距離が近く経営感覚が身につく▽仕事の成果を実感しやすい--など中小企業ならではの利点を強調し、就職を促す。

 合同就職面接会は15日午後1時、甲府市丸の内1の「ベルクラシック甲府」で開かれ、中堅企業が多く参加する予定だ。
労働局職業安定課は「今後も新規の求人を開拓し、支援を強化していく」と話している。【曹美河】

http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20101202ddlk19020064000c.html

大卒内定率37.7%(京都)
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/news/1288354824/
大卒内定率37.1%(岐阜)
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/news/1288354824/
果たしてこのままいくとどうなってしまうんでしょう?
即戦力が欲しいのもわかるんですけど、どうなるんだろう…。

就活での発言内容

就活で「エコや社会貢献に興味がある」発言はマイナスイメージ
来春卒業予定の大学生の就職内定率は57.6%で、調査を始めた1996年以来最悪となった。だが、「就活のやり方さえ工夫すれば、就職難の時代を勝ち抜けるはず」と語るのは、『くたばれ! 就職氷河期』(角川SSC新書)の著者で人材コンサルタントの常見陽平さん。< そこで、超氷河期を勝ち抜くためのアドバイスをいただいた。

【資格マニアはNG!】
就活に少しでも有利になればと資格習得に走る学生も多いが、逆効果に終わることも 「履歴書にあまりに資格が並ぶと、“自分に自信がないから資格に走った。 たんなる資格マニアだ”と思われてしまうことも。私の知り合いには、“秘書検定を持っている子は秘書として採用しない。検定で身につく能力と実務能力はまったく違う”と断言する女性社長もいます。資格取得は自己啓発と考えるべきですね」(常見さん)
【「エコ」は禁句!?】
最近、面接で増加中なのが「人の役に立ちたいんです」「エコに興味があり、社会貢献がしたい」と胸を張る学生。採用側は苦々しく思っているという。 「すべての仕事は社会貢献だし人の役に立つはずです。社会貢献活動を否定はしませんが、企業は実業を行うところ。現実をわかっていないと思われる危険性が高いです」(常見さん)

なんとなく、なるほど…と思ってしまうような事が記事にされていますが、エコは論外としても、資格マニアも目的がはっきりしていればそれはそれでアリじゃないかと思うんですよ。要はバランスと自分が本当に考えていることをキチンと伝えることじゃないかと思います。

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