やはり、ハローワークが混み始めてきているようですね。
だんだん、ハロワが駆け込み寺みたいに感じます。
就活、ハローワークが相談の場…愛知
越年組ら悲鳴
来春卒業予定の大学生の就職内定率(10月1日現在)が57・6%と、約10年前の就職氷河期よりも厳しい就職戦線。就職先が決まらないまま越年する大学4年生や短大2年生からは、悲鳴にも似た声が聞かれる。
「今やハローワークが人生相談の場になっている」。名古屋・栄にある名古屋中公共職業安定所の河尻昌巳・愛知新卒応援ハローワーク所長が明かす。大学・短大の多くは既に、再来年春に卒業する1年下の学生に就職活動支援をシフトさせている。「大学の相談窓口に行くことも出来ず、やっとの思いでハローワークにたどりつく学生も多い。面接で何度も落とされたことがトラウマとなっている」と河尻所長。
今月15日、同ハローワークが、あいち若者職業支援センターと合同で開いた「就職応援ミニ面接会」。自動車販売会社の面接を終え、会場を出てきた名古屋市内の女子短大2年生(20)は「これまでに50社以上を受けたが、すべて不合格だった」と視線を落とした。「面接官に『君は面接まで進んだからまだいい。筆記試験で落ちた子の気持ちも考えろ。やる気があるのか』と訳もなくどなられたこともある。圧迫面接でわざと怒って、反応を見ようとしていると分かっても、泣いてしまった」。その場面を思い出したのか、目に涙を浮かべ、「大好きな老舗企業だったけれど、もうそこの商品は買いたくない」と言った。
同じ面接会場から出てきたみよし市の大学4年の男子学生(22)も「就職をあきらめ、専門学校へ進むことも考えている」という。犬山市の男子短大2年生(20)は「必死で就活をしているのに、実家の親から文句を言われるのが辛い。うるさいので、携帯の着信は拒否、メールも迷惑メールに入れるようにした」と憤った。
景況感の悪化で、学生たちの大企業・安定志向が強まっているが、キャリアコンサルタントの倉橋満里子さん(長久手町)は「『企業選び』から『仕事選び』へ発想を転換させることが必要。周りがどう思うかではなく、自分が何をしたいのかを見つめ直してほしい」とアドバイスしている。
実は重要なキーワードが隠されていると思うんですけどね?
「大好きな老舗企業だったけれど、もうそこの商品は買いたくない」
これって結構、重要な発言だと思いませんか?
要は今は完全に弱者である就活生ができることって、
そこの商品を買わないようにする!
そこのサービスを利用しない!
という対抗措置が考えられる訳です。
数の力を利用するしかありませんが、ブラック企業や面接で訳の分からない事をやってると感じた企業は告発が必要なんじゃないでしょうか?
フェアトレードという考え方がありますが、それに近いと思います。
そういう購買方法の選択が検討されてもいい時期なのではないかと思います。