2010年12月28日火曜日

クリスマスだって就活

2012卒が頑張り始めたという記事ですよ。


クリスマスだって就活 大学3年対象の企業説明会 浜松

写真
企業の説明を聞くスーツ姿の学生たち
「超氷河期」ともいわれる就職戦線に向けて、2012春に卒業予定の大学3年生らを対象にした合同企業説明会が25日、浜松市中区板屋町のアクトシティ浜松で開かれた。県西部を中心に72社がブースを構え、スーツ姿の学生たちが熱心な表情で説明を聞いた。
リクルートが主催して毎年開き、2千人近い学生が集まる就活イベント。地元の金融機関や自動車関連会社に加え、住宅、外食、小売りなどのほか、農協や浜松市も参加した。会場では自己分析講座や人事担当者の「本音座談会」なども開かれ、立ち見が出る盛況ぶりだった。
スーツケース持参で名古屋から来た男子学生(21)は、東京であった説明会にも3回行ったという。「プレッシャーはあるが、動くしかない」。浜松市内の女子学生(21)も「焦らず、じっくり自分と向き合っていきたい」と話していた。
いやぁ、焦らせられます。
就活してたら、盆暮れ正月クリスマス、関係ないですね。

ブラック企業の物を買わない

やはり、ハローワークが混み始めてきているようですね。
だんだん、ハロワが駆け込み寺みたいに感じます。


就活、ハローワークが相談の場…愛知

越年組ら悲鳴

来春卒業予定の大学生の就職内定率(10月1日現在)が57・6%と、約10年前の就職氷河期よりも厳しい就職戦線。就職先が決まらないまま越年する大学4年生や短大2年生からは、悲鳴にも似た声が聞かれる。
「今やハローワークが人生相談の場になっている」。名古屋・栄にある名古屋中公共職業安定所の河尻昌巳・愛知新卒応援ハローワーク所長が明かす。大学・短大の多くは既に、再来年春に卒業する1年下の学生に就職活動支援をシフトさせている。「大学の相談窓口に行くことも出来ず、やっとの思いでハローワークにたどりつく学生も多い。面接で何度も落とされたことがトラウマとなっている」と河尻所長。
今月15日、同ハローワークが、あいち若者職業支援センターと合同で開いた「就職応援ミニ面接会」。自動車販売会社の面接を終え、会場を出てきた名古屋市内の女子短大2年生(20)は「これまでに50社以上を受けたが、すべて不合格だった」と視線を落とした。「面接官に『君は面接まで進んだからまだいい。筆記試験で落ちた子の気持ちも考えろ。やる気があるのか』と訳もなくどなられたこともある。圧迫面接でわざと怒って、反応を見ようとしていると分かっても、泣いてしまった」。その場面を思い出したのか、目に涙を浮かべ、「大好きな老舗企業だったけれど、もうそこの商品は買いたくない」と言った。
同じ面接会場から出てきたみよし市の大学4年の男子学生(22)も「就職をあきらめ、専門学校へ進むことも考えている」という。犬山市の男子短大2年生(20)は「必死で就活をしているのに、実家の親から文句を言われるのが辛い。うるさいので、携帯の着信は拒否、メールも迷惑メールに入れるようにした」と憤った。
景況感の悪化で、学生たちの大企業・安定志向が強まっているが、キャリアコンサルタントの倉橋満里子さん(長久手町)は「『企業選び』から『仕事選び』へ発想を転換させることが必要。周りがどう思うかではなく、自分が何をしたいのかを見つめ直してほしい」とアドバイスしている。
実は重要なキーワードが隠されていると思うんですけどね?
「大好きな老舗企業だったけれど、もうそこの商品は買いたくない」
これって結構、重要な発言だと思いませんか?


要は今は完全に弱者である就活生ができることって、


そこの商品を買わないようにする!
そこのサービスを利用しない!


という対抗措置が考えられる訳です。
数の力を利用するしかありませんが、ブラック企業や面接で訳の分からない事をやってると感じた企業は告発が必要なんじゃないでしょうか?
フェアトレードという考え方がありますが、それに近いと思います。
そういう購買方法の選択が検討されてもいい時期なのではないかと思います。

外国人の就活

もちろん日本人だけが苦しいわけではないですが…。
それにつけても、日本で就職するのがこんなに難しいということ自体が大変残念です。


外国人留学生、就活「厳しい」約9割 民間調べ 

2010/12/27 18:28(日経)
就職情報のディスコ(東京・文京)は27日、「外国人留学生の就職活動に関する調査結果」を発表した。日本企業への勤務を検討する外国人留学生のうち89%が2011年の就職活動の見通しを「厳しい」と回答。企業の中には海外進出を見据えて外国人留学生を積極的に採用する動きも出てきているが、留学生の立場としてはまだ楽観できる状況にはないようだ。
同社が日本人学生に実施した調査では86.5%が厳しいと回答。厳しい現状を共有していることが分かった。
留学生に最も人気の業種は商社。就職後のキャリアプランは24.2%が「いずれ独立・起業したい」と回答した。日本人学生の起業志望は8.7%にとどまっており、意欲の違いが浮き彫りになった。
調査は学部3年と修士1年の留学生を対象にインターネットで実施。11月24日から12月6日の間に443人から回答を得た。出身国・地域別では中国が73%、韓国が12%、台湾が7%を占めた。〔日経QUICKニュース〕

とにかく頑張るしかないですね。