就業体験という意味では、アルバイトという場はもっともいい形の就活なのかもしれません。
自分の育て方
というものを意識して、大学生活を送るといい結果につながるような気がします。
大学生のアルバイト意識は学年が上がるにつれ、せちがらくなっていくようだ。1年生は仕事を通じた無形の収穫を期待する傾向が強いが、3年生は就職活動につながる手がかりを求めるという調査結果が出た。
インテリジェンスが運営する求人情報サービス「an」が大学1~4年生の男女1512人を対象に、アルバイトに関する意識調査を実施した。調査時期は4月26日~5月2日。対象は1年以内に非正規雇用に就いたことのある国内在住の大学生。
アルバイトで就業経験のある大学生に、仕事に対する考え方を聞いたところ、「仕事を通してお金以外のものも得られると思う」が全ての学年で最多だった。だが、学年別に見ると、意識の違いが見えてくる。
1年生では「仕事を通して自分の目標や夢を実現させたい」(49.6%)、「夢実現のために、今がんばっていることがある」(55.5%)の項目が、他学年に比べて高い。入学したばかりの1年生は、初アルバイトに臨む人も多く、アルバイトへ高い期待とやる気を示している様子がうかがえる。
一方、就活を控えた3年生は「将来に不安を感じる」(67.4%)、「『やりたいこと』や『向いていること』を現在探している」(60.5%)が他学年より高い割合となった。これらの項目は4年生になると、回答割合が低下することから、就職活動を意識する3年生特有の、将来に向けた意識が表れた結果と見える。
大学生がアルバイトを探したきっかけでは、1年生は「働くことにあこがれていたので」(17.6%)の割合が他学年より高い。2年生は他学年に比べ、「交際費が欲しかったので」(30.6%)の項目が高く、大学生活に慣れ、サークルや部活動などで交友関係が広がったことが背景にあると察しがつく。
3年生は「前の仕事に不満があったので」(12.3%)、「もっとよい条件の仕事につきたかったので」(14.0%)、「いろんな仕事をしてみたかったので」(22.7%)が他の学年より高い結果になった。3年生はアルバイト経験を重ね、勤務条件を厳しく見る傾向が強まることに加え、就職を見据えた自己成長の場としてアルバイトを捉える傾向にある。「an」が行った別の調査でも、2011年入社の新入社員1192人中の73%が「アルバイトは就職活動に役に立った」と回答している。
世知辛くも何も、自分のやりたいことばっかりやってて、メシが食えるのなんて本当にごくわずかだと思いますけどね。もちろん、夢を追い続けることも大事だとは思いますが…。難しいですね。