テレ東系の「ガイアの夜明け」という番組がありますが、そのなかで取り上げられていた外国人をリクルートする活動が大変興味深かったです。
渡航費や滞在費を負担し、優秀な学生を日本で面接できるようにする…という取り組みでした。
この事が何を指し示しているのか?
やはり、優秀な所にリクルート活動のリソースが振り分けられ、募集活動はますます格差が拡大していくのではないかとおもいます。
さらに、その番組のなかでは博多ラーメンの一風堂がどのように外国人を採用していくか?という内容が取り上げられていました。
そこで驚いたのは、ネパールの大学を出て、福岡の外国語の専門学校で最優秀とされた人が、一旦、アルバイトで採用され、正社員になるかどうかは様子見とされていることでした。
一風堂がブラックかどうかは知りませんし、ネパール人の彼にとって良いことなのかどうなのかはわかりませんが、驚かされたのは、日本の採用活動の文化は変えるつもりはないんだなということでした。
確かに、基準を変える必要なんてないですもんね、企業側の論理からすれば…。
望みすぎなのかもしれませんが、日本企業で働くというパイが外国人との競いあいになるなら、競争が激化するだけでなく、海外の採用活動のルールや基準も持ち込まれるといいなと思っていました。
今が過渡期なので、これからの推移を見守る必要がありますね。